ごあいさつ
当事業団は、国で実施してきた失業対策事業の廃止に伴って失業を余儀なくされた労働者が、労働者自身による「失業者や中高年齢者」の仕事の確保を目的に1883年に設立されました。
「雇用の確保」「失業対策」について継続して取り組み、あわせて事業体としても事業拡大と発展に努めてきました。
2016年には「生活困窮者自立支援法」による「就労訓練事業所」として認定されたことで、新たな社会的役割も持ち事業運営に努めています。
今日の著しく変動する経済情勢は、物価の高騰などで厳しい生活となり不安定な状況が続いています。また、中高年齢者にとって仕事は見つかりにくく、自分を生かせる仕事に就くことは、いつの時代を経ても厳しいままです。定年後の世代であっても年金だけでは生活がままならず、働かなければ生計を維持することが厳しいのが現実です。